グローバル・スプリント・チャレンジ

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グローバル・スプリント・チャレンジGlobal Sprint Challenge)とは2005年から施行されている1200m前後の競走の競馬の国際競走シリーズである。

概要

オーストラリアイギリス日本香港の4ヶ国の競馬団体が主催するもので各国のスプリント重賞競走をポイント制によって争い8競走の終了時点の最高ポイント獲得馬(但し3ヶ国以上出走して42ポイント以上を獲得した最高ポイント獲得馬)が総合優勝となる。

2005年の第1回は6競走で行われ、香港ケープオブグッドホープ(Cape of Good Hope)が56ポイントを獲得して初代シリーズ優勝馬に輝いた。2006年の第2回は香港スプリントが加わり7競走となり、オーストラリアテイクオーバーターゲット(Takeover Target)が53ポイントを獲得しシリーズ優勝を成し遂げた。2008年の第4回はオーストラリアステークスが対象競走から外れ、新たにジュライカップパティナックファームクラシックが加わり8競走となった。

シリーズ対象競走

  競走名 格付 開催国・地域 施行競馬場 施行コース
第1戦 ライトニングステークス Group 1 オーストラリア フレミントン競馬場 芝1000m
第2戦 キングズスタンドステークス Group 1 イギリス アスコット競馬場 芝直線5f
第3戦 ゴールデンジュビリーステークス Group 1 イギリス アスコット競馬場 芝直線6f
第4戦 ジュライカップ Group 1 イギリス ニューマーケット競馬場 芝直線6f
第5戦 セントウルステークス Grade II 日本 阪神競馬場 芝1200m
第6戦 スプリンターズステークス Grade I 日本 中山競馬場 芝1200m
第7戦 パティナックファームクラシック Group 1 オーストラリア フレミントン競馬場 芝1200m
第8戦 香港スプリント Group 1 香港 沙田競馬場 芝1200m
  • 第5戦のセントウルステークスはサマースプリントシリーズ最終戦(第5戦)を兼ねる。
  • キングズスタンドステークスは2007年まではG2に格付けされていた。
  • 2005年のキングズスタンドステークスとゴールデンジュビリーステークスはアスコット競馬場の改修工事によりヨーク競馬場で開催された。
  • 2006年のセントウルステークスは阪神競馬場の改修工事により中京競馬場で開催された。
  • 2007年のライトニングステークスはフレミントン競馬場の改修工事によりムーニーヴァレー競馬場で開催された。

ポイントシステム

  • それぞれの競走につき優勝10点、2着5点、3着4点、4着3点、5着2点、6着以下は1点のポイントを付与する。
  • このシリーズではホーム・アンド・アウェー方式を採用する。
    • オーストラリアシリーズではオセアニア、イギリスシリーズではヨーロッパアラブ首長国連邦、日本シリーズでは日本、香港シリーズでは香港マカオの各国に在籍している競走馬をホーム扱いとみなす。南北アメリカやアフリカ、その他のアジアなどからの出走馬はシリーズの全ての競走でアウェー扱いとなる。
    • ホーム以外の地域から遠征してGI競走に出走した場合には上記ポイントを倍にして付与する。
  • シリーズ優勝の条件としては3ヶ国以上のレースに出走し、総合42点以上のポイントを獲得した競走馬の中で最高得点馬を優勝とする。よってポイントが規定に満たない場合はシリーズ優勝馬なしというケースもある。

優勝賞品

歴代シリーズ優勝馬

施行年 優勝馬 ポイント 性齢 ライトニングS オーストラリアS キングズスタンドS GジュビリーS セントウルS スプリンターズS パティナックFK 香港スプリント
2005年 Cape of Good Hope 54Pt 騸7 3着 1着 4着 1着 不出走 11着 対象外 対象外
2006年 Takeover Target 53Pt 騸7 1着 不出走 1着 3着 2着 1着 対象外 不出走
2007年 該当馬なし
2008年 該当馬なし
2009年 該当馬なし

外部リンク

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